メモ次回作楽しみにしてたのに…ショック

2010年08月21日

イラストコンテスト結果報告。


今回、ヤマトクルー・イラストコンテストで『優秀賞』をいただく事が出来ました。
応援してくださった方々ありがとうございました。

受賞した作品をさらに画像追加修正、カラー調整しましたイラストをUPしておきます。


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『未来をつなぐ者達』




                           ◆


期日通り6月初めが締め切りであれば、イラストはこの1点のみしか描く時間もなかったので
ならば、情報量を一枚の絵にてんこ盛りになる作品にする事にしたイラストです。

情報量も少なく、ソフト発売と同時の締め切りだったので、メイン、サブキャラに関係なく1~3点
のカットでの作業でしたが、足まで描けなくても しっかりと上半身を含めたポーズのある絵にしたいと
思ったので あとでデザイン&配色ミスが発生しても仕方がないと思っていました…。

それまでに 古代、真田、真帆の絵を描いていたので 配色や湖川キャラクターの線のライン
模索してした時期もあり、この絵の際に自分なりの絵をさらに落とし込む作業が比較的
早く進行したのも良い結果に繋がったと思っています…。


                           ◆


ラフ画で一度 古代進、美雪を描き、別紙でそれぞれ 真田さん、島次郎、ヤマトクルー、ヤマトを描いて
一度 フォトショップでキャラの大きさや構図を決めて A3用紙にコンビニでプリントアウト

それを下絵にラフ画から清書の線におこす作業をしました。
A4用紙でヤマト(1枚目)、古代&美雪(2枚目)、真帆(3枚目)、真田(4枚目)、小林(5枚目)、
残りヤマトクルー(6枚目)、ラフになかった追加キャラ・桜井(7枚)と別用紙で清書仕上げ作業…。

真田さんは線に迷いがあったのでペン入れする際に他のヤマトクルーに悪い線が出ないように別紙で
2枚ほど描いて納得したのを採用しています。

真帆も一点集中しないと疲れるキャラなのでパース等もあり 同様な理由で別紙にして
小林はヘルメットバランスとポーズの際に出る体のラインを模索していたのでこれも別紙で作業、

清書制作時にヤマトクルー(6枚目)に空間が空いたところにラフになかった大村副長を追加して現在の
絵になりました。

パソコン上にスキャナーで取り込んで合成したとも キャラの目やライン調整は着色を進めながらも
修正してますので前回にUPした線画と見比べてもらうと完成画像とかなり違っているとわかると
思います…。(桜井は全体的にいじってます)

色彩調整で大変だったたのが髪の色で実線が潰れてしまうほど 茶色とかグレーとか黒に近い
カラーリングなので服装にも なじんでしまうので キャラクターがそれぞれはっきり区別出来る様に
調整するのが大変でした。

肌の色も微妙な中間色のオンパレードなので大変、(湖川さんの趣味らしい)年寄りになるほど くすんでいる様に調整しています。

影の塗り分けは普段しない塗り方をしてみましたが 今回の湖川キャラに似合う塗り方になったと思います。 
今回、『白』が多いんですが 真っ白ではなく微妙にいじって着色しています
(ちなみにヤマトの文字が本当の真っ白です…)

                           ◆


構図の話を続けますと、この絵の構図に意図があります。
映像作品でも演出上あるのですが、たとえば『左向き』と『右向き』のヤマトを描くとそれぞれに『行き』
と『帰り』の意図があり、目指すイスカンダルの方向を見るときが『左向き』で、はるか地球のある方向を
見るときは『右向き』でキャラを描く必要が必然とする演出があります。
この絵では右を『陰』、左を『陽』と配置し、負の遺産である戦艦から生まれた宇宙戦艦『ヤマト』を右に配置、
地球&月を左寄りに配置するのを初め、キャラにも意図的に見ている方向を
『陽』、『陰』向き見つめさせる演出をくわえています。

実は未来代表の美雪が不安そうに見つめる目がたった一人 実は『陰向き』で 他は『陽向き』か『正面向き』なのです。
(『陰』代表ともいえる月が美雪に重なったカタチになったのもコントラストのメリハリも含め、個人的に上手くいったと思っています。)

古代は過去の偉大な戦士で体の向いている方向は陰方向ですが睨み付けた目は『陽向き』、
一人敗残兵の上条も前向きに『陽向き』に目を見上げた絵にしています。
軍医というのもある種 医者として陰側寄りだと感じる所もあり、体は陰向きですが、目は『陽向き』です

美雪の心情や位置を考えるとその他のキャラとは一線がひけるように美雪側にキャラを出さない構図を
とったのでコスモパルサーを配置してもその意図を守って描いております。


                              ◆

ヤマトは一枚と描きましたが、パルスレーザー、主砲(第1、第2)は別作画で別レイヤーで作業しています。
バランス調整等もあるのでパーツ分して作業…パソコンの負荷もあるのでそれぞれのレイヤー分割で着色作業中は
 キャラ、背景、ヤマトを画面で同時表示させないで 別々にして作業をする事で画像加工の処理時間の短縮もかねました。

作業中、背景のライト方向とヤマトのライト方向を間違えるミスをしてしまいましたが、こういった作業をしていたおかげで
 ヤマト全部をやり直す事も無くスグに手直しできたのは幸いでした。

ヤマトの着色は軍艦色(戦艦大和のカラーリング)でなじみのカラーで進め 塗りミスを極力発生させない
環境にして作業を進め、最終調整で『復活篇』カラーのブルー色が強いカラーに変更しています。

実線を消す方向もあったんですが、手描き感を残すためや、
画像圧縮や縮小された際に『認識しやすい』方がぱっと見る時の情報量の多さがあるほうが
良いだろうとの判断でいじる事はしませんでした。
ハガキサイズで印刷する時の経験で今回もそういった絵にしました。

『認識しにくい』という そういった一例がこの絵にもちゃんとあります。
ほとんど消えてますが 艦橋内も描いてレイヤーで合成していたり、真帆の手前のモニターには
SUSの砲塔のCGが描きこまれていたり、地球の地形が変わっていたり
(1作目のガミラスの攻撃後だから) 拡大しないと確認とれない事をしてます…(笑)。

                              ◆

当初から カラーを決めていたのは 背景で、全体的にグレー色の多いキャラクター&メカに対して
宇宙を黒に近い色に落とし込むと輪郭が埋もれると感じていたので 初代やさらばの宇宙を目指して
作業しました。
若干黄色ががっている処理は第一作目の第1話のガミラス艦隊がやってくる前の宇宙の処理感が
気に入ってるのでそれのオマージュです。

地球はあそこまで 丸く見せる予定ではなく、画像をつくっているうちに『もったいない感』が発生して
ああいった構図になりました…。



                              ◆


レイヤー層はこれまで描いてきたイラストだと最大かと思います。
期日が延びて さらにこの後 数点描けるようになりましたが、この作品があったからこそのイラストです。
一ヶ月半 良い経験をし、楽しませてもらいました ありがとうございました…。


                                                 くじら軍曹



商品は『復活篇』DVD でした 手元にはこれで 2枚目です(笑)。

古代のフィルムの 『パスカル将軍の参戦志願にうなずくカット』なので
湖川さんの修正がしっかり入ってる絵だと思うので素直に喜ぶ事にします。

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n1239unnso at 22:11│Comments(2)TrackBack(0) 漢たちのヤマト  | 描いてみました

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この記事へのコメント

1. Posted by (((;゚Д゚)))   2010年08月25日 01:52
おー!おめでとうございます。
ヤマトとてもかっこいいですね。いつかの未来でも地球はこんなに青く見えてるといいな。
…実写のほうもこれくらいビシッと決まってればいいんですが…。
ともかく、本当におめでとうございます。
2. Posted by くじら軍曹   2010年08月26日 00:32
明日(って今日か…)梅田の映画館で映画見終わった際に実写版の艦首見にTV局のロビーによってみてきます…。

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