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2007年10月25日

ぞぉ~さん ぞぉ~さん♪ 『茄子 スーツケースの渡り鳥』を観る

 前作から4年も経つんですね…自転車アニメーション『茄子 アンダルシアの夏』の続編の登場です。

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( 『茄子 スーツケースの渡り鳥』コレクターズ・エディション )

/監督・高坂希太郎/制作・マッドハウス 




 今回の特典がサントラCDが付いていたので迷わず『コレクターズ・エディション』を選びました。

 音楽は前作と同様 本多俊之氏で『メトロポリス』から社名ロゴ表示の音楽でも手がけたりと すっかりマッドハウスの住人の様です。
 りんたろう監督の新作『よなよなペンギン』でも参加するのでしょうか?
 特典CDには前作のサントラが曲数の半分収録されているので 中途半端なCDになっていないので嬉しい特典です笑顔

 前作は恋に敗れ、仕事にも悩んでいた 『ペぺ』(画像より左の人物)ですが ふっ切れた様ですが方向性が間違っていたらしく『バカ化』してますが

 すっかり声優化した大泉洋が生き生きして これまたベテラン 山寺宏一大塚明夫に食われいないので安心して見れます。

 オリジナルキャラで作品に花をそえる パオパオチームのサポート役で今回ジャパンカップの試合に参加した『ひかる』(声・坂本真綾)も作画の良さもあいまって印象に残るキャラクターになっています。(出崎統監督の『雪の女王』のゲルダ役の声優の人なんだ…納得です)


感想のコメント



 前作はCGの制約等や全編自転車が登場するという事で試行錯誤していた様で 結果、全体的にカタイ演出になってしまったみたいですが その後のアニメ?ションの経験やらが蓄積され 全体的に生き生きした映像に進化しています。

 立体的に風景を動かす点でもレイヤーが増えたのかオブジェ増え、情報量が増えた結果、観る側がアラ探しをするまでに処理しきれないようにしてがCGっぽさを感じさせない様になっているのが◎です。
 過去のCGは白っぽかったのですが、濃くなったおかげで 日本の秋の風景がひときわ美しくなっているのも今回の続編の見所でしょうか…笑顔

 作画監督は吉田健一氏なので安心して観れるアニメに仕上がっており、かえって現在のジ○リのアニメーションの作画の方が違和感が時々露出してきているので心配になるくらいです。(特にひかるが可愛く仕上がっていますハート

 選手視点の映像が結構、ジェットコースターの様で 爽快&デンジャラス。

 物語は暗い話を取り扱っているのにも かかわらず、馬鹿ペペ&紅一点ひかるのおかげで明るい作品に仕上がっています。
 尺も54分と前作より5?6分増えており、おかげで試合の展開のヤマが増えて良くなっています。

 前作は劇場作品だったんですが、今回はOVAとおなじセルだそうで 明らかに前作より質は落ちずに良くなってるし、映画で一度、前作と同時上映でもいいから 劇場公開したら良かったのにと思う勿体無い作品ですね・・・。

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