2014年08月
2014年08月30日
宇宙戦艦ヤマト全記録集
お安い価格で別々に販売された 設定資料集とビジュアル集と脚本集があるのだが…
全記録集 上・中・下 巻 中身見る機会が最近 あったのだが…
中学時代・俺の見た 豪華版とナニカガ チガウ…???
様な…
①青焼きのヤマト製図画が 本当に青焼き図面だったような…
②一般にも公開されていない松本零士さんが描いたと書かれていた
『桶みたいな、全長と全幅がまん丸のヤマトの絵などの結構、ショッキングなラフ画』が多数収録されていないような…
③そもそも 全記録集が 上・中・下 巻に ビジュアル・脚本。設定が分散して収録していなかった様な…
???記憶違いだろうか・・・?
2014年08月29日
2014年08月19日
2014年08月17日
SFロボットの憂鬱
Gのレコンギスタの冒頭映像付き10分映像見みたのだが、いつもついて回る感覚がある…
富野さんの作品っていつも思うんだけど、初見に映像が見にくいというか理解しにくいのよね…
これはダメな見方になっちゃうんだけど、作品の結果というか、物語の結末を知った方が 見やすいというか、
「そうやって物語が転がっていくのか…」いうのが初見で理解出来なかったシーンとかが 意図が観れる様になってからやっと作品の良し悪しが判断できる事の方が圧倒的に富野作品は多いと思います…。
さらに今回のGレコでは全26話のせいか? 情報量が心の心理描写とかもセリフに詰め込む演出のせいで 過密っぽく感じるせいでもあるけど、
自分の立ち位置になる分身となる その1000年以上経過した未来の世界を一緒に体感するキャラが
見つからないというのもあるし、
今回の作品は冒頭にしては ちょっと劇場放送用にダイジェスト風に編集しているみたいな 進行が更に拍車をかけて理解しにくくしている様な気がします…。
これじゃあ、「子供は観ない」という感じがしました。
「むかしむかしある所に…」という ナレーション使ったくだりは SFものでは ありきたりで何作も作る原作者によっては めんどくさいかもしれないけれど
そこをちゃんと尺を使って簡素に世界情勢的な説明しないと1~2分で世界観に入っていかないと思うのです…。
最近に多い悪い傾向の「はじめて見るSFアニメ」という配慮が無いアニメ演出なんです…
地上から伸びている 宇宙エレベーターが今回の舞台になるんだと思うけど、1週間かけて地球から宇宙に出ていくシステムらしいんですが、
メカ描写が見た事のない情報量の多いリアルなデザインになっているから 見た目では「新しいモノ」が尺が全然足りなくて 今一つ面白さが伝わらなく
その上展開が速いから いまひとつ「宇宙で行動する」という舞台変化が理解しにくい点が 面白さをマイナスしていると思います。
どうせなら 1週間の宇宙エレベーターの旅物語を7本分の尺で1日1日で描いていった方が いいと思うんですが…
あの冒頭見てると 宇宙訓練学校の『修学旅行』みたいなものでしょ? 駅みたいな施設もあるし…
宇宙エレベーターと思わないで 列車の旅と考えて ミステリー列車的な要素もとり入れて 演出してからの方が いいと思うんですが…
(まあ、あれだけの尺でどういう物語をを進行するか 全然わかんないんですけどね)
その昔、『銀河漂流バイファム』が当時の子供達に好印象&高評価されていた事を聞いて、富野さんはひどく悔しがったそうです 今回、「子供に観てほしい」という発言は意外とここにあるのかもしれません…。
が、富野さんとの大きな差は 神田武幸監督演出は実に丁寧に人間描写もリアルメカも演出しながら 尺をかけて蓄積させて魅せた『成果』だと思います…。
主人公の一人あるロディとフレッドの 兄弟を単純に一般人として開拓星移民での戦争避難者として描くのみに1話は集中しており、
敵は異星人メカとしての恐怖の侵略者と描き、主人公達がいずれ乗る主役メカは量産機として登場して
ウリである動きを魅せているだけに留めていますが、ちゃんと これからどうなるか? OPとEDで誰が主役かは
ちゃんとそこで説明してあるからこそ 30分丸々理解して楽しめる演出になっているのです。
※原案者として富野さんはクレジットしていますが、あくまでガンダムの原案となった企画書の事であり、
キャラクターや世界観の構築は神田&脚本・星山博之さんの『原作』の方が色濃い作品として世に出ています。
ガンダム第1作で描かれたガルマの死からその後の『ギレンの演説放送』を聞くホワイトベース達の描写は
神田さんの演出&シナリオになかったアイデアだそうで ここで初めてアムロ達が敵側の規模を知るシーンなのですが、
視聴者にとっても物語の今後の終着点を感じる上でも見事な演出だと思います。
ガンダムSEEDでバイファムの大気圏内行動用増強装置の「スリングパニアー」に似たものが
登場してますが、その監督が昔、神田監督の下で『機甲戦記ドラグナー』で演出参加していたという話だそうです
ですが、いつからシリーズ通してOKの装備になったのでしょうか? 『まんま』感のセンスがなんとも…
神田武幸監督もすでに亡くなれており、さまざまなサンライズの作品の脚本を書いてきた 星山博之さんもお亡くなりになっています。
今回、見え隠れするいやなフインキは
深夜放送と言う枠にしかもっていけなかった サンライズと放送局の配慮の悪さ、
たまたま製作スタッフ補充も出来たから良いものの、泥船状態で進行しなければならない
松竹・バンダイ・エモーション・等の同じ方向に足並みがそろってない部分の所で気になっており、感じております…。
ターンAの方が脱ガンダムしてた様な…