2011年03月
2011年03月06日
『新・のび太と鉄人兵団』を観てきた。
自分たちの世代の人間にとっては思い入れのある作品だけに不安の方があったリメイク4作目、
声優が変わって6作目ですが、正直映画より、その期間告知中に放送されるTVスペシャルのほうが
面白いと思うのが多かった日々が続いていました。
『宇宙開拓史』のリメイクでは特に必要のないキャラを作ってそっちを掘り下げすぎで
本筋である主人公のび太とロップル君の交流に重点に尺が足りず
核心である『わずかな時間でしか同じ時間を共有できない友情の物語』と
『友情の復活で、のび太が現実世界の逃避からの再び帰還する』2大テーマを脚本家が理解せずに
書いてしまったシナリオをそのまんま反論せずに形にしたのを観せられてしまったのには
ショックよりもあきれた感で劇場を後にした2年前でした。
再構成とは原作のコミックスを解体してバラバラにするくらい机上に並べて保管するところ、直すところ、そして全体の尺のバランスを考えた上で、
テーマが強調するように配慮する事こそがリメイクのとるべき姿で
深く考えないで漫画のコマをなぞって何も考えずにキャラを増やす行為で作品作りをするのではないと思っています。
藤子F不二雄先生の作品はページ数が少ないが的確にコマを使用し無駄な部分がすくないからこそ、
アニメや映画で目立ちやすく…足りないかな?と素直に思う箇所に尺を回す方が正解だとおもうのです。
◆
さて、話は本筋にもどしますが、『新・鉄人兵団』スタッフにも『鉄人兵団』を観た世代で思い入れのある方々が
いるせいか ほどよくブレーキが全体的にかかっている作品です。
棒読み芸能人使用による声優はおらず、無駄なキャラクター、設定も尺で保管できる範囲で
作品イメージから外れずに配置されている点があり、たとえば
ドラミはポスターにいるが、段階的なギャクの1つとして登場するだけで直接本編にかからわらない配慮があり、
藤子F不二雄先生が生前言っていた『ドラミ』と『出来杉』が映画にめったに出ない理由の通りで同じように
考えて使う方がいいに決まっているので今回の配置は正解だと思います。
108分という尺の中で子供が観る映画なので箇所箇所に笑いがとれるようにまんべんなく配置されており、
殺伐とした内容に反してけっこう多く、序盤で「そういえばそうだよね…ドラえもん」と思うギャクも
のび太にツッコミを含めた上でいいオリジナルシーンであきさせない配慮があります。
原作で物足りない部分と感じていた 『しずかちゃん』の話のその後の行動がラストに描かれていない部分についいても本来ならのび太同様、
居残りをうけても良いほどの傷心だと思うのですが、
今回の映画では『リルル』は『しずかちゃん』の交流はまかせている構成になっており、『のび太』はザンダクロスの脳をキャラクター化した
『ピッポ』の交流を重点的にまかせて描くことで、原作に物足りなかった
しずかちゃんの傷心行動もしっかり映像としての表現されるため、心情の変化をふくめ見所は非常に
多い作品となっております…。
2人以外にも登場人物の台詞も出番も多く、蚊帳の外ではない感じをさせない配慮もあり、
ドラえもんと5人とのつながりも中盤しっかり物語りに絡む上で重要なきっかけを生んでいます。
意外と「のび太のお母さん」の出番が多かったのは面白かったですね…(笑)。
子供を劇場につれて来た親はさぞや耳の痛いギャクだったたと思いますが…。
ザンダクロスは今回原画、作画ががんばったおかげで昔懐かしい動きと豪快なアクションが描かれております。
見所は後半どかっと劇場クラスで魅せますのでこの点でもたのしみに劇場を運んでもらいたいと思うトコロです。
変化のあった部分に別のフラグが立って進行していった様な作品に仕上がっており、この物語(シナリオ)でも
良いと感じるところは随所にちりばめられています。
子供は劇場で後半、前のめりで観てましたし、大人は泣いていましたので評価は自分がこうして語らなくても良い
結果を生んでいると思います。
他の作品をふくめ、アニメでも実写でも駄作の山で積まれていたリメイク作品、ようやく旧アニメ版、原作の上の位置に立つ作品が
誕生したのではないかと思います、劇場でぜひとも楽しんでもらいたいです・・・。
(今後、一部追記の予定あり。)
◆pixivにUPしようと思ったが、ガイドラインにひかかりそうな気がしたのでこちらにUP、
建物自体に恨みや怒りはないが、中の人達の馬鹿な仕事っぷりに腹が立つ今日この頃…。
(のび太と鉄人兵団/藤子・F・不二雄)
2011年03月03日
ひな祭りですが…
1/500ヤマト製作継続中…
色塗りも他のキットと差別化…というわけで、艦底部分は「マイカレッド」で塗って
上は呉海軍のグレイ色にパールクリアーを塗ってみました。
キラキラ趣向ですね…知り合いが1/60ガンダムを金と銀で塗って床の間仕様にしたのを思い出した
ので、5月5日に飾れるようなキットにしようかなぁ~と模索中…。
展望室の窓、金色に塗ろうかなァ…なんて考えたり(笑)
認識灯もつけてないので控えめで設置したいと思ってます。
後方の変更はこうなりました。甲板上の艦載機入り口(?)は壁として旧『内火艇』搬入・格納口だけにして
機銃を追加、副砲塔側面の機銃の土台はタミヤの1/700艦船パーツの大型機銃のフード部分を
ひっくり返して付けた簡単に細工して使用したものです。
艦載機のカタパルト部分は後方に移動、高さは下げれるだけ、削れるだけ削って低く設置、個人的な好みの
改造箇所です。
補助ノズルも出来る限り船体ラインにそってわずかに上方にあがっていく形になるようにノズルから
左右のパーツを入れ替えて間をパテで埋めて延長してから徐々にヤスリで削ってみたんですが、
あんまり効果なかったみたいです。
>今日はHDDレコーダーに観ていないで溜まっていたのを管理&視聴…
CS朝日に加入しているので『21エモン』を録画しているのでそのへんも…チーフディレクターが原恵一監督
なので…♪ その最後に『新・のび太と鉄人兵団…』のロング予告映像が流れていたのでちょっと気になっていた
部分が何箇所か観ることが出来きて、おかげで ぜひとも観たくなってきました(笑)。
スネ夫のロボットが原作より出番が少ないとか、話にかかわると緊迫感が変になる「ドラミ」の役割とか、
リニューアルされたザンダクロスの頭脳のキャラクター化されたピッポが原作の名シーンである
のび太とリルルの間にからむとか、結構 噂がややこしい方向に頭が向いていたので
今回の作品に心配でした…。
ポスターでザンダクロスの顔がけっこう気に入らなかったんですが、これが映像では原画、作画がけっこう力入れてくれたみたいで
「かっこよく線が直ってます」 けっこう俯瞰のシーンが多めで大きさを演出していたり、なにより昔の
ロボットアニメであった危険な乗り方でリルルを救出しにいくのが個人的にうれしい演出です。
こんな感じ…「リルル~助けにきたよ~!!」
ってのび太が太陽を背にしてザンダクロスに乗って飛んでくるんです♪(落書きですみません)
個人的にカッコいい作画のザンダクロスがクリアされたので万々歳なのですが、
さらに十数秒で予告されていた映像のカットがいい意味でストーリー展開を裏切るカットになっており、
ここら辺でけっこう原作以上に鉄人兵団が凶暴になっている様です。
作品全体が結構再構成されている様で、あの名シーンもそれまでのくだり等を考えると
いいシーンに仕上がってるみたいで、原作、旧アニメを知るファンが「これはありえない」という
感覚に落ちいらずに新鮮な感覚で素直に観れそうで非常に楽しみです…。
予告ではおおむね好評価の自分がいます…あとはドラミの話のカラミなんですが
個人的にやたらと本筋に「かかわってほしくない」んですが…。
色塗りも他のキットと差別化…というわけで、艦底部分は「マイカレッド」で塗って
上は呉海軍のグレイ色にパールクリアーを塗ってみました。
キラキラ趣向ですね…知り合いが1/60ガンダムを金と銀で塗って床の間仕様にしたのを思い出した
ので、5月5日に飾れるようなキットにしようかなぁ~と模索中…。
展望室の窓、金色に塗ろうかなァ…なんて考えたり(笑)
認識灯もつけてないので控えめで設置したいと思ってます。
後方の変更はこうなりました。甲板上の艦載機入り口(?)は壁として旧『内火艇』搬入・格納口だけにして
機銃を追加、副砲塔側面の機銃の土台はタミヤの1/700艦船パーツの大型機銃のフード部分を
ひっくり返して付けた簡単に細工して使用したものです。
艦載機のカタパルト部分は後方に移動、高さは下げれるだけ、削れるだけ削って低く設置、個人的な好みの
改造箇所です。
補助ノズルも出来る限り船体ラインにそってわずかに上方にあがっていく形になるようにノズルから
左右のパーツを入れ替えて間をパテで埋めて延長してから徐々にヤスリで削ってみたんですが、
あんまり効果なかったみたいです。
>今日はHDDレコーダーに観ていないで溜まっていたのを管理&視聴…
CS朝日に加入しているので『21エモン』を録画しているのでそのへんも…チーフディレクターが原恵一監督
なので…♪ その最後に『新・のび太と鉄人兵団…』のロング予告映像が流れていたのでちょっと気になっていた
部分が何箇所か観ることが出来きて、おかげで ぜひとも観たくなってきました(笑)。
スネ夫のロボットが原作より出番が少ないとか、話にかかわると緊迫感が変になる「ドラミ」の役割とか、
リニューアルされたザンダクロスの頭脳のキャラクター化されたピッポが原作の名シーンである
のび太とリルルの間にからむとか、結構 噂がややこしい方向に頭が向いていたので
今回の作品に心配でした…。
ポスターでザンダクロスの顔がけっこう気に入らなかったんですが、これが映像では原画、作画がけっこう力入れてくれたみたいで
「かっこよく線が直ってます」 けっこう俯瞰のシーンが多めで大きさを演出していたり、なにより昔の
ロボットアニメであった危険な乗り方でリルルを救出しにいくのが個人的にうれしい演出です。
こんな感じ…「リルル~助けにきたよ~!!」
ってのび太が太陽を背にしてザンダクロスに乗って飛んでくるんです♪(落書きですみません)
個人的にカッコいい作画のザンダクロスがクリアされたので万々歳なのですが、
さらに十数秒で予告されていた映像のカットがいい意味でストーリー展開を裏切るカットになっており、
ここら辺でけっこう原作以上に鉄人兵団が凶暴になっている様です。
作品全体が結構再構成されている様で、あの名シーンもそれまでのくだり等を考えると
いいシーンに仕上がってるみたいで、原作、旧アニメを知るファンが「これはありえない」という
感覚に落ちいらずに新鮮な感覚で素直に観れそうで非常に楽しみです…。
予告ではおおむね好評価の自分がいます…あとはドラミの話のカラミなんですが
個人的にやたらと本筋に「かかわってほしくない」んですが…。