くじら軍曹の航海日誌:2009年10月

2009年10月

2009年10月29日

教えて真田さん！（宇宙戦艦ヤマト・いまさら言えナイ！全長の話）

どうも…さなだしろうデス。

　宇宙戦艦ヤマト・ＴＶ1作目が放映された年が１９７４年１０月６日…
今年で３５周年を迎え　再び『復活篇』なる、新たな物語が始まろうとしている中、

　ヤマト工作班長、技術班長、工場班長とさまざまな肩書きを持つ者として、
話しておきたい事があります…。

　かねてより噂にある『ヤマトの全長』の話です。

　公表されている全長はモデルとなった『戦艦・大和』２６３メートルに近い２６５．８で表記されています…

　ご存知に用に　かなり広い第一艦橋、艦載機格納庫にひしめくコスモ・タイガーの数、
波動エンジン＆波動砲と人物の対比など、おおよその見当からして
全長２６５．８メートルの器に入るワケが無く、矛盾も発生しているというのが　お分かりのハズです。

　…ですが、

過去の歴史の記述を見てもわかるように　兵器のスペックなど　
敵に情報が漏洩されるくらいなら正確に表記する必要もなく　
改ざんしてでも秘密を守るべき情報なのです…。

　ガミラス星との地球人類滅亡という緊迫した戦争状態で生まれた兵器であったヤマトも
同様にそういった極秘ですすめられた船だった…とすれば　ご理解していただけると思うのです。

　元は『ノアの箱舟』として地球脱出用の船としてヤマトは新造されました…。
　『出来る限り優秀なＤＮＡを持つ人類を乗せ、
かつ、新たな地球を見つけるまでは　長期宇宙航海になるかと思われる
過酷な旅を想定して造る』必要があったため、本来のサイズから大きくかけ離れてしまいました…

　すでにこの船は　ココで変わってしまっていたのです…。

　造船中は　船体の大半が分厚い岩盤と土に埋もれた状態で造られていたため
全体の大きさの情報は外からでは見えず、

　また上層部は極秘プロジェクトのため　作業している作業員にしても、
徹底して全貌がわからないように部署、部署で設計図を渡して隔離して作業を
進めていったそうです。

　人類滅亡まで３６５日となったその時、イスカンダル星から救いの手があり、
波動エンジンの設計図を受け取った我々は作戦を変更、
イスカンダル星まで放射能除去装置『コスモクリーナーD』を受け取る使命として
この船は宇宙戦艦ヤマトとして誕生するのです…。

　さすがに　古い体である　戦艦大和（艦橋周辺）を剥ぎ取る際には　
『ガミラス高速空母』に古い体をに反するその全貌を露出し　発見されるのですが、
艦長の沖田十三の迅速な指揮により、ガミラス高速空母を撃破！
　最小限で情報は漏れること無く発進する事ができました。

　超大型ミサイルや反射衛星砲などの兵器にみまわれるものの
守りきった情報のおかげで火力に耐え、ヤマトが轟沈することなく
片道１４万８０００光年の旅を突き進む事ができたのです…。

（顔色も悪いが目も悪い冥王星前線基地ガミラス人たちの図）

　さすがに七色星団の大戦では苦労しましたが、そこは私の有り余る才能のおかげで
回避できたというのは　すでに伝説になっているのでお分かりかと思います…。

　真空の宇宙では度々　物の大きさや距離が肉眼では計れないといいますし
闘将ドメルも１００M級の宇宙船で自爆する際にはこのヤマトに接近した際、
戦う相手を計り損ねたと気づかれたでしょう…。

　話はやや脱線してしまいましたが、
『宇宙戦艦ヤマト』ＬＤ‐ＢＯＸをお持ちである方には資料本である５７ページ下の
『ヤマト艦内配置図』を見ていただくとおわかりのように

　※居住区及び機械工作室の全長は１００Ｍ（第１主砲砲身先から第２主砲後部までの位置にある）

と書かれています…

　そうです　ヤマトは全長　約６００Ｍ級の超弩級・宇宙戦艦なのです。

　ですが、都合のいいことに艦内ではあまりこの事に『とやかく言う人』はいません。

　血気さかんな　戦闘班長・古代進は移動式廊下の上で全速力で『走って』移動するので
距離感は彼の頭にはさらさらないし、

（気分はア○レちゃん…の図）

　心配性の　島航海長は遅れに遅れた航海プランに頭がいっぱいで出来る限り
距離を伸ばそうと公表されているヤマトの全長分を足す始末です…。

　加藤、山本以下　コスモタイガー隊は自分一人づづに　戦闘機が所持できれば
それだけでハッピーなヤツラですし、

　老体をムチをうち戦う　沖田艦長はあまり艦内をうろつきませんし…
移動式イスも好評のようであればっかりで移動しますので
いっそ車椅子にしては？と発案しそうになったぐらいです…。

　徳川機関長は『無重力パイプ』を薦めてあげると童心に返ったように奇声をあげて
第１艦橋と機関室を行き来きしています。

　森雪には自分の個室に窓をつけてあげるだけで　
『星の海を見て　夢見る１８歳の女の子』デス…（もともと女性はメカに感心ありませんし…）

　他の乗組員だって森雪のネグリジェ姿をみるためなら　外は真空の宇宙でも、
必死になってヤマトの外形を移動して　覗きにいくんですから…

　ン？　そういえば、相原通信班長は昔　何しに艦尾の方に宇宙遊泳しにいったんでしょうか…？？？

(蜜にむらがる虫どもの図)

　…以降、宇宙戦艦ヤマトが無事、コスモクリーナＤをもって地球に帰還以来、
地球防衛軍の戦艦の全長は偽りのまま表記され続けているのです…今でも…。

　こないだ　地球で誇らしげに１／７００表記の玩具ヤマトを片手で持った子供を見て
微笑ましかったので　真実は胸のうちにしまってもいいかな～なんで思う今日この頃デス。

　　「…てな事をここ２～３日考えてたので…ネタにしました。」

　　「病んでますね～笑」

at 12:49｜Permalink│Comments(0)│ │漢たちのヤマト　

2009年10月23日

宇宙戦艦ヤマト復活篇・予告第２弾　発進！！

「予告の第２弾が発表されております。まずはコチラをどうぞ…」

＞http://meta.yahoo-streaming.jp/webevents/yahoo/movies/yamato2009/trailer02_1m.asx
※自動的にWindows Media Playerが起動し再生されます。

「激戦！が予想される予告ですねぇ…アンドロメダは今回もさらに無残に轟沈されてます」

「『さらば…』を彷彿とするシュチュエーション満載のゴリゴリ削る戦いですよねぇ～
　第１艦橋のふだん後部席にいるクルーの副長が操縦席血まみれになりながら舵を握る、古代が（やっぱし）波動砲を撃つ！
　そんなシュチュエーションになるとなると…これで観る人が『燃えない』ハズがない！！　うぅ…予告だけで泣けそう…どうしよう劇場で俺泣きっぱなしになりそう…